藩主付きのくノ一で城のお庭番をしている。藩主が亡くなった後は志乃姫に仕える。
稟とした印象を受けるが落ち着いた優しい女性。母親でもあるため芯も○い。

夫は忍びの任務で命を落としている。
かつては山中の里に居たが、里で騒動が起こったため城に身を寄せている。
忍びの技に誇りを持っているため卑劣な手段を嫌う傾向にある。

忍としての技量は体術、忍術ともに一流。
房術にも長けているが、豊満過ぎる身体つきを気にしているため率先して行おうとはしない。
また陰毛が濃く、本人もそれを気にしている。

藩主付きのくノ一で桔梗の娘。
志乃姫とは同い年だが、山野で育ったため緋桐のほうが大人びている。
昔は志乃姫の小姓だったが、年を重ねていくうちにお庭番となる。

桔梗の娘だけあって忍の腕は一流だが、若さ故に血気に流行る傾向がある。
また、礼儀作法が完全には身に付いておらず失言が目立つ。
房術の修行を始めていないため処女。

桔梗と同様に忍びの仕事に対して誇りを持っているが、緋桐のほうが融通を利かせられる。
もっとも、そういう面は桔梗に注意される原因にもなっている。

先代の藩主である父が他界し藩主の座に着いてしまう。
穏やかな性格で大人しく優しい。
当然のように未通女であり、近隣の国から婚礼の話が舞い込んできている。

下々の事をあまり知らず、政は実質的には家老たちが行っている。
だが、知らないからといって傍観しているわけではなく、桔梗や緋桐から話を聞き、おかしな政策には異を唱える。
そのことが野心を持つ家老の不評を買うことになってしまう。